はじめに
韓国コスメは、日本にはないちょっと変わった使い心地のスキンケアが多くありますが、VTの「リードルショット」はその代表例ともいえます。
事前にリサーチすると「肌にハリが出た」「肌の調子がよくなった」などの口コミが多くある一方で、「刺激が強い」「痛すぎる」などの声もあり、怖くて挑戦できていない方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、VTの「リードルショット100」を実際に使用して分かった
・特徴や使用感
・メリットとデメリット
・リードルショット3種類の比較
などを詳しくレビューします。
VTの「リードルショット100」を購入しようか迷っている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
VTの「リードルショット100」とは
VTの「リードルショット100」は、約15μmの天然美容針が配合された導入美容液です。
美容針の刺激で肌を活性化させ、ターンオーバーを促進します。
マッサージするように伸ばすとチクチクとした痛みを感じる新しい使用感で、スキンケアのマンネリを打破したい方にもおすすめです。
美容針のほか、肌トラブルを予防するツボクサエキスや保湿力が高いヒアルロン酸を配合し、健やかで強い肌質へと導きます。
VTの「リードルショット」は、美容針の配合量が異なる以下の5種類から選択できます。
・マイルドリードルショット50
・リードルショット100
・リードルショット300
・リードルショット700
・ロードルショット1000
数字が大きいほど美容針の含有量が多く刺激が強いため、初めて使用する方は「マイルドリードルショット50」、もしくは「リードルショット100」から試してみるとよいでしょう。
VTの「リードルショット100」の痛みの程度は?
VTの「リードルショット100」を購入する際に気になるのが、どれほどの痛みを感じるかということではないでしょうか。
ほとんど痛みを感じない方もいるようですが、私の場合は、使うのにちょっと気合がいるくらい痛みを感じました。
肌表面がヒリヒリするというよりも、本当に細い針がチクチク刺さる感覚があります。
特に、唇に触れると強い刺激を感じました。
また、一般的な美容液のようにスライドさせて伸ばすと痛いです!
痛みを強く感じる方は、手のひら全体で顔を包むようにして軽くパッティングして馴染ませると刺激感を軽減できますよ。
私は今のところ「リードルショット100」で十分刺激を感じているため、「リードルショット700」や「リードルショット1000」を使う勇気はありません…。
攻めのスキンケアを探している方や、他にはない美容液に挑戦したいと思う方におすすめです。
VTの「リードルショット100」のパッケージをご紹介
VTの「リードルショット100」は、光沢ある銀色のパッケージが特徴的です。
ユニセックスなデザインで、男性の方でも抵抗感なく購入できますね。
パッケージの説明書きは韓国語のため解読できませんが、公式サイトなどで使い方や成分がチェックできるため、個人的には気になりません。
近所のAEONでは、日本語で記載されているパッケージが販売されていました。
VTの「リードルショット100」のサイズ・タイプ
VTの「リードルショット100」を化粧箱から出してみました。
箱のデザインと同じく、白地ラベルが貼られた銀色のボトルです。
手で持つと、これくらいのサイズ感になります。
内容量が50mlにしては、容器が大きめだと感じました。
ボトルのラベルも韓国語で記載されています。
VTの「リードルショット100」の開封時の印象
VTの「リードルショット100」を、さっそく開封していきます。
ボトルの形状:ポンプ式
VTの「リードルショット100」は、ポンプ式のボトルに入っています。
ポンプ式ボトルは、ワンプッシュでほぼ一定の量が出るため、過不足なく適切な量を取り出せることが大きなメリットです。
キャップがついておらず、ワンアクションで中身を出せるのも使いやすいと感じました。
ただ、残量が分かりづらいため、続けて使用したい場合はストックを用意しておくと安心です。
香り:ほぼ無臭
VTの「リードルショット100」は、ほぼ無臭です。
あとに重ねる化粧水や乳液の香りとケンカせず、香り付きのスキンケアとも併用しやすいと思います。
テクスチャー:ゲル状
VTの「リードルショット100」のテクスチャーは、柔らかなジェル状です。
しっかり粘度があり液ダレしにくいですが、指の腹で撫でるとスーッと伸びて素早く浸透します。
VTの「リードルショット100」の良かった点
VTの「リードルショット100」は、洗顔した肌に適量塗り広げ、美容針を入れ込むようにマッサージしながら馴染ませるのが基本的な使い方です。
私は、VTの「リードルショット100」を馴染ませた後に「CICAデイリースージングマスク」を使用しています。
美容針が美容成分を浸透する通り道を作るため、VTの「リードルショット100」を使った後は十分保湿するとよい効果を感じられるそうですよ。
では、VTの「リードルショット100」を実際に使用して、良かったと感じたことを3点紹介します。
肌の変化が分かりやすい
新しいスキンケアを使っても変化がないと物足りなく感じられますが、VTの「リードルショット」は、良くも悪くも短期間で何らかの効果を得られると思います。
私の場合は、使い始めて5日ほど経った頃に肌にごわつきが生じました。
VTの「リードルショット」を使用すると角質が目立つように感じる方がいますが、これは肌のキメの改善が起きる過程で起こることだそうです。
肌のごわつきは3〜4日ほど続きましたが、いつも以上に保湿を入念に行うと徐々にキメが整っていきましたよ。
伸びがよい
VTの「リードルショット100」は、非常に伸びがよいと感じました。
1回の使用目安量は1〜2プッシュ程度で、仮に1プッシュ出すとするとこれくらいの量です。
初見では「顔全体に使うには少ないのでは?」と思いましたが、非常に伸びがよく十分足りました。
内容量50mlとあまり多くないものの、1回の使用量が少ないため1本で約28日間も使用できます。
さっぱりした使用感
VTの「リードルショット100」は、塗り広げると瞬時に肌に馴染みベタつきません。
間髪入れずに次のステップに入れるため、スキンケアにあまり時間をかけられない方にもおすすめです。
サラッとした使用感で、脂性肌の方や夏場でも不快感なく使えるでしょう。
VTの「リードルショット100」のもう一歩…と感じた点
VTの「リードルショット100」は、“攻め”の美容液です。
どのようなスキンケアでも人により合う合わないがありますが、口コミをみる限りではVTの「リードルショット100」は向き不向きが極端に分かれると感じました。
肌トラブルを避けるため、初めて使う際はパッチテストを行うとよいでしょう。
私も実際にVTの「リードルショット100」を使用してみて、もう一歩だと感じたことを2点紹介します。
コンディションによってはとても痛い
VTの「リードルショット100」は、肌のコンディションや体調により、痛みを強く感じる場合があります。
実際に私も、初日は痛みをそこまで感じず拍子抜けしたのですが、1週間ほどして慣れてきた頃に、すごく痛いと思った日がありました。
慣れてきたからといっていきなり2プッシュ使わず、まずは1プッシュ馴染ませて肌の調子と相談しながら追加するのがおすすめです。
肌に赤みが生じる可能性がある
私はもともと頬や目の下に赤みが出やすい肌質なのですが、VTの「リードルショット100」を使用するようになり、頬のあたりの赤みが目立つようになりました。
使い心地は気に入っているのですが、もしかしたら肌質に合っていないのかもしれません。
皮膚が薄い方やバリア機能が低下しているときは赤みを帯びやすいため、肌の調子が悪い時期は使用をお休みするとよいでしょう。
VTの「リードルショット300」「リードルショット700」との比較
今回は、VTの「リードルショット300」と「リードルショット700」との比較を行います。
リードルショット100 | リードルショット300 | リードルショット700 | |
美容針の配合量 | 95,000本 | 237,500本 | 570,000本 |
内容量 | 50ml | 50ml | 30ml |
価格(税込) | 3,520円 | 4,730円 | 6,380円 |
使用頻度 | 毎晩 | 毎晩、もしくは3日おき | 週1回程度 |
テクスチャー | ゲル状 | ゲル状 | クリーム状 |
まずは、見た目を比較してみましょう。
VTの「リードショット100」と「リードルショット300」はどちらもゲル状で、見た目の違いはありません。
一方「リードルショット700」は、こっくりとしたクリーム状です。
テクスチャーの違いもあり、「リードショット100」と「リードルショット300」はサラッと、「リードルショット700」はもっちりとした仕上がりになります。
そして最も気になるのは、痛みの程度ですよね。
「リードショット100」と「リードルショット300」を比較すると、そこまで痛みの強さは変わらないと感じました。
確かに、「リードルショット300」の方がチクチク刺さる感覚が2倍くらい多いのですが、だからといって極端に痛みを強く感じるというわけではありません。
ただ、「リードルショット700」はめちゃくちゃ痛いです!
30分ほど経っても、肌を触るとまだチクチクします。
私の場合、腕の内側でテストしただけで軽く赤みが出たため、顔に塗布するのは断念しました。
VTの「リードルショット100」の購入情報
VTの「リードルショット100」は、VT COSMETICS JAPANの公式サイトのほか、楽天、Amazon、Qoo10、@cosme Shoppingなどで取り扱いがあります。
VTの「リードルショット100」の定価は3,520円(税込)ですが、VT COSMETICS JAPANの公式サイトでは10%OFFの3,168円で購入可能です。
LOFT、PLAZA、マツモトキヨシ、東急ハンズの一部店舗では、テスターがあり、痛みの程度が気になる方は事前にチェックできますよ。
入荷状況やテスターの有無は店舗により異なるため、近くのバラエティショップやドラックストアにお問合せください。
まとめと総評
VTの「リードルショット100」をレビューしました。
VTの「リードルショット100」は、天然の美容針とCICAを組み合わせた導入美容液です。
チクチクと刺激がある使用感が特徴的で、スキンケアに変化を取り入れたい方にもおすすめ。
しかし、刺激が強いため、赤みが出やすい方や敏感肌の方は徐々に量を増やし、自分の肌にあった塗布量や使用頻度を模索しましょう。
VTの「リードルショット100」が気になる方は、公式サイトもチェックしてみてくださいね。
VTの「リードルショット100」
ブランド名 | VT |
商品名 | リードルショット100 |
内容量 | 50 ml |
こんなお肌におススメ | くすみ たるみ しわ 乾燥 毛穴の開き ざらつき・ごわつき |
利用の目安 | 約28日間 |
標準価格 (税込) | 3,520 円(日当り単価:126 円/日) |
販売会社 | 株式会社inersential |