人気韓国コスメVTの「CICA CREAM」とは?
VTの「CICA CREAM」は、韓国のコスメブランドのクリームです。
ツボクサエキスを主原料とするCICA(シカ)は、お肌のダメージを修復する作用があります。韓国コスメから人気に火が付き、ニキビなどの肌荒れケアとして、ここ数年は大変流行している成分です。特に、VTから出ているCICAのスキンケアアイテムは非常に人気で、ドラッグストアでも頻繁に目にすることができます。
この記事では、 VTの「CICA CREAM」 を実際に使った感想や使用感を紹介します。
緑地に白いライオン!VTのパッケージには理由があった
VTの「CICA CREAM」のパッケージは、緑の背景に白いトラのイラストと、かなり独特で印象的です。
ドラッグストアなどの店舗で見かけることも多いですよね。他にもCICAを使用した製品はたくさんありますが、全体的に緑のパッケージのものが多いため、間違えて他のメーカーのアイテムを買わないように注意が必要です。
その昔、野生の傷ついたトラがツボクサに体をこすりつけて治していた、という言い伝えがあることから、VTのパッケージには、トラがいます。また、「CICA×CARE」「CICA CREAM」の文字も記載されていますので、購入するときの目印にしたいですね。
横面や裏面には使用方法や成分が記載されていました。「原産国:韓国」の表記もあります。
VTの「CICA CREAM」を開封してみた
外箱はきちんとテープで固定されており、海外のコスメでも少し安心感があります。
出てきたのは、ちょうど片手におさまるサイズ感の、チューブ型の本体。
外箱と違い、本体は表面がツルツルしていて、コスメというよりは、なんだか皮膚科で処方される塗り薬のよう…。正直高級感が全く無いので、スキンケアアイテムにラグジュアリー感を求める方には向いていないかもしれません(^^;
私はちょっとがっかりしたんですが、使っていくうちに「この素朴さが良いのかも」なんて思うようになりました!
蓋をクルクルと回して開けると、クリームが出てくる口に内ブタが付いいました。運んでいるうちに中身が出てこないように、衛生的に管理されていて好印象です。
皮膚科で出される軟膏のように、蓋の表側には鋭く尖った角がありましたが、これを使用する必要はなく、内ブタは手で簡単にはがすことができました。
シカ製品独特の香りとテクスチャー
まず目に飛び込んでくるのが、鮮やかな緑色のジェルクリーム!変な着色料などが入っているのではなく、ピュアなツボクサの緑色なのですが、初めてシカのスキンケアを使う方はビックリするかもしれません。
そして、開けると同時に、シカのかなり独特な香りが漂います。まさに薬草のような、ハーブのような香りが強く広がるのです。
シカ製品は、成分は良いのですが、この見た目と香りが苦手だという方も多いですよね。特に、今まで無香料・無着色のスキンケアを使用してきた方は、慣れるのに時間がかかるかもしれません。
テクスチャーは、プルンプルンの、弾力のあるジェルです。柔らかいですが、肌に置いている最中に流れてこないため使いやすいと思います。
VTの「CICA CREAM」を使ってみた正直な感想、良かった点や悪かった点は?
使用方法には、「朝、夜のスキンケアの最後の段階で」使用すると記載があります。いつも使用しているフェイスクリームに置き換えて使うというよりは、通常のスキンケアにプラスして使うアイテムという位置づけのように読み取れます。
しかし、「保湿力が高い」という口コミがあったため、まずは、洗顔後に化粧水とこのVTの「CICA CREAM」の2STEPのみで使ってみることに。
するとビックリ!全く乾燥しないんです。乾燥肌に悩まされてきた私でも、夜使えば、朝までしっとり。ジェルなので使用感はサッパリと軽めなんですが、不思議とぬった後はもっちりとした肌になっています。
化粧水+乳液+VT「CICA CREAM」の使い方もしてみました。少し保湿力が高すぎたため、真冬など乾燥する時期には、この使い方がおすすめです。
少量で顔全体をカバーできるため、コストパフォーマンスも良いです。数分はヌル付きが残るため、朝使用する場合は、メイクまで少し時間をおいてもいいかもしれません。ニキビケアできるスキンケアには保湿力が高いものがあまり無いので、これは良い!とついニンマリしてしまいました。
肝心のお肌への影響ですが、今のところ肌荒れは予防されていて、元々あったニキビも徐々に炎症がおさまりつつあります。この辺りは、さすがCICAのパワーと言ったところです。
できればニキビ跡にも効果があると嬉しかったのですが、成分表を見ると、とにかく保湿と整肌成分をギュギュっと詰め込みました!というような配合で、そういった効果は期待できなさそうです。シミケア成分やハリケア成分もあまり入っていないようで、美白やエイジングケアをしたい場合は、美容液などをプラスして使用する必要がありそうですね。
また、使用すると、たまにピリッと刺激を感じることがありました。私の場合それが肌荒れにつながるということはなく、数分すると、不思議とお肌がしっとり落ち着いてきます。敏感肌の方は、少量からスタートするなど、気を付けながら使用した方が良さそうです。
VTの「CICA CREAM」の良かった点
- サッパリ軽めの使用感で、もっちりお肌に
- シカのパワーでニキビなどの肌荒れ改善が期待できる
- とにかく保湿力が高い
VTの「CICA CREAM」の悪かった点
- シカ独特の香りや色味が苦手な場合、使い続けるのが厳しい
- やや刺激を感じることがあった
- 美容成分があまりはいっていない
キュレルの「湿潤保湿フェイスクリーム」と比べてみた!効果や保湿力の違いは?
VTの「CICA CREAM」と、以前使用していたキュレルの「湿潤保湿フェイスクリーム」を比較してみました。どちらもドラッグストアでよくみかけるため、お店によってはテスターなどで試すことができるかもしれません。
共通点は、どちらもかなり軽めのテクスチャー、使用感だということ。夏場でも重たくならないため、男性や脂性肌の方も使いやすいクリームです。それでいて2つとも保湿力は高めですので、乾燥肌の方も1年を通して使用できる、まさに万能タイプのクリームと言えます。
一番の違いは、やはりVTの「CICA CREAM」にはシカ成分が入っていること。ハーブの香りに抵抗がなければ、ニキビケアをしたい方には、言うまでもなくこちらがおすすめです。
一方で、キュレルの「湿潤保湿フェイスクリーム」は、敏感なお肌にも使いやすい処方となっています。「CICA CREAM」も「肌荒れに良い」とはされていますが、実際に私は少しピリ付きを感じることがあったため、敏感肌には断然「湿潤保湿フェイスクリーム」がおすすめです。無香料で見た目も王道のクリームといったテクスチャーですので、幅広い方に受け入れられるクリームだと思います。
最後に、コストパフォーマンスについてです。価格帯は、どちらも同じくらいです。VTの「CICA CREAM」は、1本で2,3ヵ月もちますが、キュレルの「湿潤保湿フェイスクリーム」はメーカーによると1つで1か月半を想定しているようです。確かに、キュレルは肌なじみがよくどんどん浸透していってしまうため、1度にたくさん使用してしまうことも多かったですね。コスパについてはVTの「CICA CREAM」に軍配があがるでしょう。
VTの「CICA CREAM」がおすすめな人
ニキビケアをしたい/ハーブ系の香りが好き/コスパを重視する
キュレルの「湿潤保湿フェイスクリーム」がおすすめな人
敏感肌/無香料のものが好き/浸透の良さを重視する
VTの「CICA CREAM」価格や購入情報
公式サイトに掲載されている価格は2,730円 (税込) です。
ドラッグストアなどの店舗でもよく見かけますが、アマゾン、楽天市場などの通販サイトだと安く購入することができます。
公式サイトも値引きされていたのですが送料がかかったため、今回、私が購入したのはアマゾンのショップで、2,321 円(税込)で販売されていました。
この価格で2~3ヵ月もちそうですので、かなりリーズナブルだと言えます。
まとめと総評
VTの「CICA CREAM」を試してみました。
香りや色味こそクセがありますが、ニキビケアできて保湿力が高いアイテムはあまり無いので、乾燥肌としては大変ありがたいクリームです。
重度の肌荒れ時には少し気を付けて使用する必要がありますが、軽い付け心地なのにお肌がしっとり落ち着く使用感はやみつきになり、リピート決定です!
値段も高くなく、実店舗やネットでも手に入りやすい商品ですので、迷っている方は一度試してみてほしいです。
気になる方はぜひ、チェックしてみてくださいね。
VTの「CICA CREAM」
ブランド名 | VT |
商品名 | CICA CREAM |
内容量 | 50 ml |
こんなお肌におススメ | にきび 乾燥 |
利用の目安 | 約83日間 |
標準価格 (税込) | 2,730 円(日当り単価:33 円/日) |
販売会社 | 株式会社inersential |